金やプラチナの買取をお考えの方はいませんか。
「金とプラチナの買取を考えているが違いがわからない」「違いを知りたい」とお思いの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回、金とプラチナの違いについてスクラップ買取業者が解説します。

違い

歴史の深さ
金は何千年も前から多くの人を魅了し、歴史を築いています。
反対に、プラチナの価値が認められたのは最近でそれまでは銀とよく間違えられており、加工しにくいため大量に捨てられるという時代もありました。

需要
海外ではジュエリーは金が主流でありますが、日本ではプラチナの需要が高いです。
これは生産方法が異なるからです。
日本ではプレス機による生産ですが、海外ではハンドメイドでの生産であり、プレス機では金よりプラチナの方が加工しやすく、ハンドメイドではプラチナより金の方が加工しやすいと言った違いによって需要に差があります。
そのため、日本国内では金よりプラチナのジュエリーを持っている方がステイタスが高いと言われます。

価格
金とプラチナには価格に差があります。
本来、金よりプラチナの方が希少な金属なのですが、2015年以降金の方が価格が高くなっています。

色
金は本来黄金に光り輝きますが、加工して作られたホワイトゴールドはプラチナとよく似た色をしています。
プラチナは元々、銀のような白い色をした金属です。
ホワイトゴールドは加工によって銀のような白い色にした金属ですので、色は似ていてもプラチナとは異なります。

融点
金の融点が1064℃であるのに対し、プラチナの融点は1768℃と高いです。
そのため、耐熱性はプラチナの方が高いです。

元素
金とプラチナは色の違いが明確なため異なる元素でできているとわかると思います。
しかし、金を加工したホワイトゴールドはよくプラチナと同じものと思われがちですが、全く別物です。
プラチナは[Pt]という元素ですが、ホワイトゴールドは[Au+Pt]であり、価値も異なります。
ホワイトゴールドはプラチナの半分の価値もないので、買取の際は注意しましょう。

密度
金の密度は19.3ｇ/㎤ですが、プラチナは21.45ｇ/㎤と密度に差があります。。

まとめ

金とプラチナは似ていますが、性質や価値、特徴は異なります。
買取をお考えの方は金とプラチナの違いをきちんと理解した上でどうするか考えましょう。
当社ではスクラップの買取を行っています。
何かお困りのことがありましたら、ぜひご相談ください。