「使い終わった充電式の電池って、どう処理したらいいのか分からないなぁ・・・。」

そんな風にお困りの方はいらっしゃいませんか？

普通の乾電池なら普通ゴミで出せるし、ボタン電池は回収ボックスがありますよね。
しかし、充電式の電池は古くなった時にどうすればよいのかわからなくて困ってしまうという方が多いのではないでしょうか。

実は、『ni-mh電池』などの充電式の電池の中には貴重な資源が含まれているので、処分するのではなく、リサイクルするほうがよいのです。

今回は、『ni-mh電池』のリサイクル方法についてご紹介します。

『ni-mh電池』とは

『ni-mh電池』は『ニッケル水素電池』とも呼ばれ、近年では主流になりつつある充電式の電池です。
充電式の電池には『ニッケル水素電池』のほかにも、『ニッケルカドミウム電池』や『リチウムイオン電池』などがあり、充電すれば寿命がくるまで何度も繰り返し使えるところが特徴です。

従来からある、いわゆる乾電池には『マンガン乾電池』や『アルカリ乾電池』などがありますが、これは一度きりしか使うことができません。
古くなると液漏れの心配もありますし、危険な印象があるのではないでしょうか。

充電式の電池は繰り返し使える上に、従来の電池よりも安全だといわれています。
まさに画期的な電池だということができるでしょう。

『ni-mh電池』のリサイクル方法

何度も繰り返し使えるからといえども、『ニッケル水素電池』をはじめとする充電式の電池にも寿命はあります。
何百回と充電を繰り返すうちに、電気の溜まりが悪くなってくるのです。
「すぐに充電が切れるな」と感じるようになったら電池の替え時かもしれません。

そんな替え時に、普通の乾電池を捨てる感覚で『ニッケル水素電池』を捨ててしまわないように注意してください。
『ニッケル水素電池』などの充電式の電池は貴重な資源である『ニッケル』や『鉛』、『コバルト』に『カドミウム』などから作られています。
これらの資源はきちんとしたルートで回収してリサイクルすれば、また新たな製品に生まれ変わることができるのです。

お近くのスーパーマーケットや家電量販店などで電池のリサイクル回収を行っている店舗があるはずです。
充電式の電池を使い終わったら、リサイクル協力店へお持ちくださいませ。

最後に

今回は、『ni-mh電池』のリサイクル方法についてご紹介しました。

とても便利な充電式の電池の原材料は限りある貴重な資源です。
電池を使い終わったら、リサイクル協力店へ持っていくことを忘れないでください。