レアメタルは日本では採れず限られた産出地域からの輸入に頼っています。
途上国の発展による価格の高騰もあり、国内での回収・再利用がますます重要になっています。
電気製品や工場で発生したスクラップの中にはレアメタルが含まれることがあり、処分に困った場合はぜひ買取業者に依頼しましょう。
今回は『レアメタルの産出国と産出割合、日本の今後の資源戦略』について解説します。
レアメタルの産出国と産出割合
レアメタルの産出は特定の地域に偏っています。
2013年の経済産業省のデータから、いくつかのレアメタルの産出国と割合をご紹介します。
レアメタルの産出国として有名なのは中国です。
中国は、世界のレアアースの91%とタングステンの85%を産出しています。
また、パラジウムなどの白金族と呼ばれるレアメタルは73%を南アフリカが産出しており、リチウムは76%がチリとオーストラリア、コバルトは48%がコンゴによって産出されています。
このように、レアメタルの産出は特定の地域に限られていることが分かります。
また、日本が中国など政治的にリスクの高い国にレアアースの輸入を頼らざるを得ない状況になっているのが現状です。
日本の今後の資源戦略
価格高騰・輸入国との政治的衝突のリスクに備えて、日本政府はいくつかの戦略を設定しています。
・戦略1.「輸入国との関係」
資源国との友好的な関係を構築することで、レアメタルの安定供給を実現する戦略です。
・戦略2.「海底資源探索」
日本の排他的経済水域にレアアースなどの希少鉱物が存在している可能性があり、発見及び開発を行うという戦略です。
・戦略3.「代替材料開発」
様々な分野で使用されるレアメタルですが、他の材料と代替できないか研究を進める戦略です。
・戦略4.「備蓄」
価格の高騰時やレアメタルの輸入ができなくなった事態に備えて、国家が日本の一定の期間の消費を賄える量の備蓄を行う戦略です。
・戦略5.「リサイクル」
すでに輸入し触媒や製品の一部として使用されたレアメタルを回収し分別することで再利用する戦略です。
以上が『レアメタルの産出国と産出割合、日本の今後の資源戦略』についての解説でした。
レアメタルの産出国は特定の国に限られているため、日本ではレアメタルを安定的に供給するために、様々な戦略がとられているのですね。
電気製品・工場から発生したスクラップの中に含まれるレアメタルを、買取業者に回収してもらうことで、レアメタルという貴重な資源を再利用できるだけでなく、買取してもらう側が収益を得ることができますよ。
参考にしていただけると幸いです。
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運営会社情報
商工中金 神戸支店
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古物証許可(兵庫県公安委員会:第63110100041号)
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貴金属全般(金・銀・プラチナ その他貴金属類)販売買取業
非鉄金属全般(アルミ・銅・ステンレス・真鍮 鉛 錫 その他非鉄金属類)販売買取業
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カフェ・レストラン・バー等の飲食店の経営
1940年代 | 個人商店(新崎商店)として、新崎真悟が金属リサイクル事業を開始。 |
2002年 | 新たにレアメタルの取り扱いを開始。現代表 新崎 哲雄が有限会社エスアールシーを設立。 |
2005年 | 事業拡大に伴い、株式会社へ組織変更。 |
2007年 | 新たに貴金属リサイクル事業・地金取り扱いを開始。貴金属事業部:神戸ゴールドバンク発足。 |
2010年 | 超硬リサイクル事業部(超硬ドットコム)サービス開始。 |
2013年 | ニッケルコバルトリサイクル事業部(ニコニコメタル)サービス開始。 事業拡大のため、六甲アイランドに事業用地を取得。六甲アイランドベース開設。 |
2018年 | アンティーク家具・雑貨事業部(Kobe Antique Warehouse)サービス開始。 レアウイスキー、クラフトビール販売サービス開始。 |
2019年 | 歯科金属リサイクル事業部(シカキン)サービス開始。 |
2021年 | 本社を芦屋市公光町へ移転。春からビンテージウイスキー販売事業開始予定 |
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