金属スクラップの売却を検討されている方はいらっしゃいませんか？一口に金属スクラップといっても、金属には多くの種類がありどんなものが買取できるかわからないということもあるかと思います。

それでは、金属スクラップの中で買取のできるものにはどんなものがあるのでしょうか。
今回は買取できる代表的な金属スクラップの種類についてお伝えします。

買取される金属スクラップの種類

1．一般金属
まず一般金属といわれる種類の金属についてお伝えします。
一般金属には、銅、銅線、真鍮・砲金、アルミ、ステンレス、鉛・スズ・亜鉛、鉄などが挙げられます。
一般金属においては、以下のような特徴があると高く評価されやすいです。

・不純物が少なく、同一の金属のうちでもさらに分類される種類において金属の種類が混同していないこと

・解体や運搬、回収が容易であること

特に銅は不純物を嫌いますので、釘やビス、プラスチックなどが混ざっていないか確認されてみてはいかがでしょうか。

また、鉄はほかの金属と比べて単価が低いため、あまり少ない量の買取だと運送コストが見積もりに占める比重が大きくなってしまいます。ある程度まとまった量があると、運送コストをおさえることができるため評価が高くなります。

回収や運搬が容易とは、荷姿がよく、パレット等に入っており積み込みが用意であることが重要です。積み込みの際に新たにまとめる必要があるとその分コストがかかってしまうため、運搬回収の容易さも重要なポイントです。

2．レアメタル・特殊金属
次に、レアメタル・特殊金属といわれる金属には、ニッケル系、コバルト系、含ニッケル・コバルト　スラッジ・溶液屑、二次電池部材・粉体、タンタル・モリブデン・スズ、超硬・タングステン、チタンなどが挙げられます。

レアメタル・特殊金属で高評価を得るためには、一般金属同様ほかのものと混同していないこと、回収解体、運搬が容易なことに加えて、金属分析や資料、サンプルがあることも重要です。これらがあると評価や検収もスムーズに行うことができます。

また、レアメタルは市況、相場によって大きく評価が変わることがあるため、スクラップ買取のタイミングも少し気にしておくとよいのではないでしょうか。

3．貴金属
貴金属には、金、銀、プラチナなどが挙げられます。
こちらもレアメタル同様、市況や相場の影響が大きいため調べておくとよいのではないでしょうか。

今回は、買取される金属スクラップの種類についてお伝えしました。
大きく分けて3種類に大別される金属ですが、自分の買取してもらいたい金属がどの種類に分類されるかわからないという方は、一度専門業者に問い合わせてみてはいかがでしょうか。