「買い取ってもらえる鉄くずにはどんなものがあるの？」
「工場で発生する鉄くずを高く買取してもらうためのポイントを知りたい」
日本の金属再利用率は非常に高く、90%を超えています。
鉄くずは産業廃棄物ですが再利用できるために買取を行う業者があるので、依頼してみましょう。

今回は『買取対象の鉄くずの種類と買取査定ポイント』について解説します。

取り扱う鉄の種類

買取される鉄くずには、シャフト・鉄筋・金型・パイプ・鋳物・鋼板・ネジ・メッキ・ナット・鉄缶・切断屑・コイル・削り粉・ワイヤー・机など様々なものがあります。

その他にも鉄新断・鉄コロ・ダライ粉など工場で発生する鉄くずが買取対象になります。
鉄くずは大型機械など解体にスペースが必要なもの以外買い取ってもらえますが、不安な場合は処分したいものが買取対象かどうか各業者のHPや電話で調べてみてください。

買取のポイント

1.「量が多い」
買取を依頼する鉄くずがある程度の量まとまって存在すると、運送にかかるコストが下がり高く買取されることがあります。

2.「鉄くずが種類ごとに分けられている」
鉄くずには、買取評価時に以下のような分類があります。

・鉄薄板を加工したもので不純物がついていない鉄
・厚みのある鉄板
・鉄切削粉
・軟鉄、鉄の鋳物、立体的な鉄・溶断した鉄くず
・少量の不純物を含有した鉄スクラップ
・不純物を含有している、もしくは解体の手間が必要な鉄くず

種類ごとに分けられている場合、買取業者が分別する手間がかからないため、買取価格が高くなる場合があります。

3.「大型の機械などがすでに解体されている」
大きな機械など、解体にスペース・時間・人手が必要なものは、買取依頼の前に分解して細かい部品に分けておきましょう。

解体せずにこのような大型廃棄物を直接引き渡してしまうと、解体費用が発生して買取価格が下がってしまう可能性があります。

4.「回収と運搬を行いやすい」
パレットやフレコン等に鉄くずをまとめておくと、トラックへの積込作業が楽になります。
この場合は、鉄くずが地面に直接置いてあるような場合よりも買取金額が高くなることがあります。

　
以上が『買取対象の鉄くずの種類と買取査定ポイント』についての解説でした。

当社では関西を中心に金属切断屑・打抜屑・切削屑・スラッジなどのスクラップや固体・粉体・液体などの金属含有物、一般金属からレアメタルまで全国宅配買取を行っています。
金属を含むスクラップや廃棄物の処理・現場の整理にお困りの方は当社にご連絡ください。