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金属スクラップ買取 豆知識

一般金属
金属スクラップを高額買取してもらうポイントとは?種類や代表的なスクラップについても解説
2023.4.12

金属スクラップを高額買取してもらうポイントとは?種類や代表的なスクラップについても解説

 

「そもそも金属スクラップって何?」

「金属スクラップの種類にはどんなものがあるの?」

「金属スクラップってリサイクルの対象?」

 

このようなお悩みをお持ちの方に、金属スクラップの概要や歴史、金属スクラップの種類、代表的な金属スクラップについて解説します。

 

そもそもスクラップとは?

「スクラップ(scrap)」は、日本語で「細切れ」といった意味を持つ英語で、「欠片」や「断片」といった意味としても用いられます。スクラップの起源は古く、元々は「切る」という意味でしたが、時代の変化とともに用いられ方も変化していきました。

 

現代では雑誌や新聞の切り抜いたスクラップ帳という意味でも用いられますが、「金属スクラップ」というように、金属の廃棄物である「廃金属」を指す言葉としても用いられます。

 

金属スクラップについて

「金属スクラップ(Metal scrap)」は、細切れ状態の金属や廃金属を指します。

 

元々は産業廃棄物として扱われていましたが、現在ではリサイクル可能な資源として用いられるのが一般的です。

 

スクラップの種類

スクラップは大きく分けて次の2種類です。

 

  • 自家発生スクラップ:鉄鋼メーカーなどで排出される鉄スクラップ
  • 市中スクラップ:市中に出回っているスクラップ

 

また、市中スクラップはさらに「老廃スクラップ」と「工場発生スクラップ」の2種類に分類されます。

 

「老廃スクラップ」とは、家庭の不用品や解体した建造物、廃車などで排出されるスクラップのことです。

 

一方、「工場発生スクラップ」は車や機械などの工業製品の製造工場で排出されるスクラップを指します。

 

金属スクラップの歴史と今

資源の再生自体は、昭和時代以前からすでに存在していた概念です。しかし、活発に取り組まれていなかったために、金属スクラップは「廃金属」と見なされ、産業廃棄物として処分されることが一般的でした。

 

しかし、高度成長期の建設ラッシュによって大量の資源が必要になったことや、1973年にオイルショックが発生したことを契機に1974年に「リサイクル運動市民の会」が設立されます。

 

これが金属リサイクルのはじまりといわれています。

 

重工業が進んだ現代では、あらゆる分野で多くの金属が使用されていますが、金属も石油と同様、限りある資源です。今後のエネルギー不足はもちろん、廃棄物汚染や地球温暖化といった環境破壊が問題となっています。

 

金属スクラップのリサイクルは、限りある資源を有効活用しながら、地球への悪影響を低減していかなければならない現代において欠かせない取り組みといえるでしょう。

 

金属スクラップ回収業者に必要な資格

スクラップ回収業者に必要な資格として次の4つが挙げられます。

 

  • 古物商許可
  • 金属くず商
  • 産業廃棄物収集運搬業許可
  • 一般廃棄物収集運搬業許可

 

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

古物商許可

「古物商許可」とは、個人・法人が古物営業法で定められている古物を売買・交換する際に取得しなければならないものです。許可が必要であるにもかかわらず、取得していない場合、古物営業法違反となり、3年以下の懲役または100万円以下の罰金に科せられる可能性があります。

 

金属スクラップ回収を行う場合、古物商許可の取得は必須です。ただし、古物商許可を取得する場合は申請前に営業所をどこにするか決めておく必要があります。

 

自己物件の場合は所有者であることを証明できる建物登記簿謄本、賃貸物件の場合は所有者から営業所としての使用許可を得ていることを証明する使用承諾書が必要です。

 

金属くず商

「金属くず商」とは、金属くず営業にかかわる条例が定められている都道府県に営業所を設けて、金属くず売買を行う際に必要な許可のことです。そのため、古物商許可を取得する際に、自身の都道府県では金属くず商許可が必要か確認し、必要であれば金属くず商の許可も取得しなければなりません。

 

また、営業所単位での許可が必要であるため、複数の営業所を構える場合は、営業所毎に金属くず商許可を取得する必要があります。申請書は営業所のあるエリアを管轄している警察署からもらうか、営業所ある都道府県のホームページからダウンロードすることで入手できます。

 

新規許可申請においては手数料がかかりますが、都道府県によって金額は異なり、無料から13,000円程度と幅広いため、申請前に確認するようにしましょう。

 

産業廃棄物収集運搬業許可

「産業廃棄物収集運搬業許可」とは、産業廃棄物の収集・運搬を行う場合、取得しておかなければならない許可のことです。許可申請はスクラップを収集する場所および運搬する場所を管轄している糖道府県および、政令市に行います。

 

つまり、収集と運搬が県をまたぐ場合は、2ヶ所に申請をしなければなりません。

 

一般廃棄物収集運搬業許可

一般家庭からスクラップを収集する場合は「一般廃棄物収集運搬業許可」の取得が必要です。ただし、一般廃棄物収集運搬業許可は現在、取得するのは困難だといわれています。

 

理由はそもそも、募集していない市区町村が多いからです。そのため、事業をはじめる予定の市区町村が、一般廃棄物収集運搬業許可を募集していない場合は、古物商や産業廃棄物収集運搬業許可を取得した方がよいでしょう。

 

金属スクラップの種類

金属スクラップは主に次の3種類に分類されます。

 

  • 鉄スクラップ
  • 非鉄金属スクラップ
  • 雑品スクラップ

 

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

鉄スクラップ

「鉄スクラップ」は「屑鉄」とも呼ばれる鉄のスクラップです。鉄スクラップは工場だけでなく、一般家庭などからも多く排出されており、代表的な例としてはプレス処理を施された廃車や四角い塊となったスチール缶などが挙げられます。

 

鉄スクラップは鋼鉄と比較すると、不純物の含有量が多いです。そのため、品質は劣るものの、活用できるだけの品質は十分にあることから、鉄スクラップは鉄鉱石と同じく製鉄の重要な原料となっています。

 

非鉄金属スクラップ

「非鉄金属スクラップ」は、鉄を除くすべての金属スクラップのことです。買い取りされやすい金属スクラップとしては、「銅スクラップ」や「ステンレススクラップ」、「アルミニウムスクラップ」などが挙げられます。

 

また、同じ種類の金属でもさらに細分化されているため、金属を買い取ってもらう際は様々なポイントを押さえておかなければなりません。

 

雑品スクラップ

「雑品スクラップ」は、銅やアルミニウム、ステンレス、被膜、プラスチックなど様々な物質が混在しているスクラップのことです。家電や工業機器などのスクラップを指す場合もあります。

 

雑品スクラップも貴重なリサイクル資源ですが、様々な物質が混在している性質上、処理や分別に手間がかかります。また、再利用後の製品の質が低下する他、再利用できない場合は廃棄物が多く残ってしまう問題も抱えています。

 

そのため、鉄スクラップや非鉄金属スクラップと比べると、価値が低く、高額買い取りされにくいです。

 

代表的な金属スクラップ

代表的な金属スクラップとして次の5つが挙げられます。

 

  • 銅スクラップ
  • 真鍮スクラップ
  • 電線スクラップ
  • ステンレススクラップ
  • アルミニウムスクラップ

 

それぞれ詳しくみていきましょう。

 

銅スクラップ

「銅スクラップ」とは、銅の使用済みスクラップのことです。廃製品などから発生する銅スクラップを再利用して、また銅製品となる原料を生じて「銅スクラップ」といいます。

 

銅スクラップは銅の含有率や状態、合金によって「ピカ1号銅線」「ピカ1号銅線」「上銅」「並銅」「込銅」「下銅」「米リルム銅」など、様々な種類があります。銅合金である「真鍮スクラップ」や銅を用いた「電線スクラップ」も、銅スクラップの1種です。

 

真鍮スクラップ

「真鍮スクラップ」とは、真鍮の使用済みスクラップのことです。金属スクラップにおける真鍮スクラップは込真鍮のことを指し、真鍮が含まれる代表的なスクラップとしてはパイプや蛇口、仏具などが挙げられます。

 

真鍮は「黄銅」とも呼ばれる銅と亜鉛の合金で、亜鉛の含有率が20%以上のものを指します。

 

電線スクラップ

「電線スクラップ」とは、銅部分を保護しているポリエチレン等の被膜がついたままの銅線のことです。電線スクラップには「上線」をはじめ、「雑線」や「エアコン感」、「一本線」、「三本線」など、様々な種類があります。

 

また、上線は銅の含有率に応じて、銅率80%以上と銅率60%以上に分類されるのも特長です。

 

ステンレススクラップ

「ステンレススクラップ」とは、ステンレススチールの使用済みスクラップのことです。ステンレススチールは鉄にクロムが含まれている合金の総称で、その中でも「SUS304」はステンレスの流通全体の6割を占めています。

 

そのため、金属スクラップ業界において、ステンレススクラップはSUS304を指しますが、「SUS301」や「SUS316」、「ステンレス400系」など、様々な種類があります。

 

アルミニウムスクラップ

「アルミニウムスクラップ」とは、アルミニウムの使用済みスクラップです。代表的なアルミニウムスクラップとしては、アルミサッシやアルミ鍋、自転車のアルミホイールなどが挙げられます。

 

日本国内で消費されるアルミニウムのうち、約7割は新地金、約3割はスクラップからリサイクルされたものが使用されています。日本国内では元々、ボーキサイトからアルミニウムの精錬を行っていました。

 

しかし、大量の電力を消費することから、2014年3月末に日本国内での精錬は終了し、現在は電力が安い中東などで精錬されています。現在はボーキサイトから精錬するよりも低コストですむアルミニウムスクラップをリサイクルして地金を作ることが主流となっており、アルミ缶などが再生産されています。

 

金属スクラップを高額で買取してもらう5つのポイント

金属スクラップを高額で買い取りしてもらうポイントとして次の5つが挙げられます。

 

  • 金属相場の状況
  • 品質を向上させる
  • 買取相場の高い金属スクラップ
  • できるだけまとめて売却する
  • 定期的に買取が発生する

 

それぞれ詳しくみていきましょう

 

金属相場の状況

金属の価値は株式や為替などと同じように相場によって日々、変動します。金属の価値は世界基準での取引相場であるロンドン金属鳥取引所(LME)が公表し、日本相場はLMEを基準にJX金属が発表しています。

 

できるだけ高額で買い取りしたい場合は、金属相場の状況を確認し価値が高くなっている時を狙うとよいでしょう。

 

品質を向上させる

様々な物質が混在している雑品スクラップの状態で買い取ってもらった場合、処理や分別といった手間がかかるため、買取価格は下がってしまいます。

 

できるだけ高額で買い取ってもらうためには、種類ごとに金属を分けたり、被膜を外したりするなどして、スクラップの品質を向上させておくことが大切です。

 

買取相場の高い金属スクラップ

銅スクラップや砲金スクラップなどは買取相場の高い金属スクラップです。したがって、買取相場の高い金属スクラップを多く排出している場合、それらのスクラップを優先して買い取ってもらうのも1つの手段です。

 

ただし、買取相場の高い金属スクラップは、金属相場で日々変動するため、この方法を取る場合は、相場の状況も加味しながら総合的に判断していく必要があります。

 

できるだけまとめて売却する

業者によって、金属スクラップの買取対応量は異なるものの、一般的に1kgから買取が可能です。つまり、買い取ってもらう量が多ければ多いほど、有利に交渉できるため、高額で買い取ってもらえる可能性があります。

 

したがって、金属スクラップはできるだけまとめて売却するようにしましょう。

 

定期的に買取が発生する

金属スクラップ買取業者も金属スクラップをスクラップ加工企業へ一定数量納品しなければならない場合が多いです。このような背景もあり、定期的にまとまった量を売却してくれる企業の方が取引しやすいため、好条件で買取してくれる傾向にあります。

 

そのため、工場などのように定期的に一定量の金属スクラップが発生する場合、スクラップ業者との交渉次第では高額買取してもらえる可能性が高いです。

 

まとめ

金属スクラップの概要や種類、高額で買取するためのポイントについて解説しました。資源の有効活用と環境保全の両立が求められる現代において、金属スクラップの再利用は欠かせない取り組みです。

 

当記事で紹介したポイントを押さえながら、金属スクラップを上手に売却し、環境保全と資源の有効活用につなげていきましょう。

 

当店は、鉄や非鉄スクラップの回収と高価買取を行っています。

スクラップ買取でお困りの方は、ぜひ一度当店にご相談ください。

スクラップ価格ドットコムの高価買取の理由

  • 高度な分析力で圧倒的な金属の回収率
    これが高価買取の大きな理由
    例え「買取単価」が高くても、抽出した金属の量が少なければ買取価格は低くなります。自社工場の最新機器を使用し、精練分析・精製分析によって高い回収率を実現しています。
  • 買取から販売まで自社一貫体制
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運営会社情報

運営会社名
代表取締役
新崎 哲雄
資本金
1,000万円
取引銀行
三井住友銀行 芦屋支店
商工中金 神戸支店
尼崎信用金庫 神戸東支店
営業種目
金属資源リサイクル業(兵庫県公安委員会:第1310800003号)
古物証許可(兵庫県公安委員会:第63110100041号)
自動車商(兵庫県公安委員会:第63110100041号)
毒劇物一般販売業(神戸市191TA1023号)
産業廃棄物収集運搬業
飲食店営業許可
酒類販売業許可
営業品目
金属リサイクルコンサルティング業
貴金属全般(金・銀・プラチナ その他貴金属類)販売買取業
非鉄金属全般(アルミ・銅・ステンレス・真鍮 鉛 錫 その他非鉄金属類)販売買取業
レアメタル全般(ニッケル・コバルト・チタン タングステン 超硬 その他レアメタル類)販売買取業
貴金属地金販売買取業
宝飾品・ジュエリー販売買取業
アンティークコイン販売買取業
アンティーク家具・雑貨輸入販売業
ビンテージオートバイ・ビンテージカー輸入販売業
歯科用貴金属材料買取業
毒劇物一般販売業
カフェ・レストラン・バー等の飲食店の経営
会社沿革
1940年代個人商店(新崎商店)として、新崎真悟が金属リサイクル事業を開始。
2002年新たにレアメタルの取り扱いを開始。現代表 新崎 哲雄が有限会社エスアールシーを設立。
2005年事業拡大に伴い、株式会社へ組織変更。
2007年新たに貴金属リサイクル事業・地金取り扱いを開始。貴金属事業部:神戸ゴールドバンク発足。
2010年超硬リサイクル事業部(超硬ドットコム)サービス開始。
2013年ニッケルコバルトリサイクル事業部(ニコニコメタル)サービス開始。
事業拡大のため、六甲アイランドに事業用地を取得。六甲アイランドベース開設。
2018年アンティーク家具・雑貨事業部(Kobe Antique Warehouse)サービス開始。
レアウイスキー、クラフトビール販売サービス開始。
2019年歯科金属リサイクル事業部(シカキン)サービス開始。
2021年本社を芦屋市公光町へ移転。春からビンテージウイスキー販売事業開始予定
アクセス
六甲アイランドベース(受け入れヤード)
〒658-0031 兵庫県神戸市東灘区向洋町東2-7-10
東京営業所
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-2
鉄鋼ビルディング4階 S-07
お電話でのお問合わせ
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電話受付時間:平日午前9時~17時(全国対応)
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